2010年08月31日

千葉県笹川湖のツノオビムシと淡水赤潮

千葉県笹川湖のツノオビムシと淡水赤潮

笹川湖(千葉県君津市)のプランクトン調査結果中、優占種はボルボックス、第2位はツノオビムシ、第3位グループにウズオビムシを観察し、他にユーグレナも確認したことを踏まえ、淡水赤潮現象(水の華)発生の可能性が懸念されたため、検討したところ、ツノオビムシ・ウズオビムシに起因する笹川湖における淡水赤潮現象発生の可能性は、水質的に(今はまだ)ひとまず、低いものと推定された。

「千葉県笹川湖のツノオビムシと淡水赤潮」
http://wakasagi.jpn.org/

しかし、近い将来、笹川湖の窒素濃度が若干改善された時、淡水赤潮現象が発生する可能性は高まると予測できた。
ワカサギ研究家よしさん目
posted by よしさん at 20:57| Comment(0) | TrackBack(1) | 亀山湖

2010年08月29日

千葉県笹川湖のプランクトン(2010)

千葉県笹川湖のプランクトン(2010)

笹川湖(千葉県君津市)は、2001(平成13)年に完成した片倉ダムによる、人造湖である。
笹川湖の第5種共同漁業権は小櫃川漁業協同組合に免許されているが、誰でも簡単に閲覧できる形で、魚類資源管理という概念からの、餌料プランクトン調査は、過去に公表されていないようだ。
そこで、笹川湖の夏の魚類餌料プランクトン相を明らかにすることを目的に、2010年08月20日(金)プランクトンを採取し、現地でただちにホルマリン固定の上、持ち帰り検鏡観察した。

千葉県笹川湖のプランクトン(2010)
http://wakasagi.jpn.org/

圧倒的優占種は、ボルボックス属で、次に多く見られた種は、ツノオビムシ、その下位にヤマトヒゲナガケンミジンコ・オオアタマミジンコ・ウズオビムシ科が並んだ。
まとめると、ミジンコ類6種・ワムシ類5種・原生動物7種が観察された。
水体の餌料プランクトン相とその季節的変遷に合致した、魚類増殖が望まれる。
ワカサギ研究家よしさん目
posted by よしさん at 19:20| Comment(0) | TrackBack(1) | 亀山湖

2010年08月26日

データのバックアップ

データのバックアップ

既設の外付けHDDが手狭になったため、パソコンの外付けHDDを追加導入した。
今回もバ社の製品で、2.0TBという容量をNTFSでフォーマットして、実戦配備した。

転ばぬ先の杖に、Dドライブ約18.8GB(1695フォルダー・105761ファイル)を、新設外付けHDDに手動でコピーしたのが、初仕事。
さらに、ユーザー辞書(IME辞書)とアドレス帳も、新設外付けHDDにエクスポートし、これで本体がクラッシュしても、ひと安心になった。

しかし、快適なパソコンライフと良い仕事が、必ずしも比例せぬのが、目下の悩みである。よしさん目
posted by よしさん at 19:07| Comment(0) | TrackBack(0) | パソコン

2010年08月23日

千葉県亀山湖のアオコ現象

千葉県亀山湖のアオコ現象

千葉県亀山湖で、2010年夏季に、水の華(アオコ現象)が発生した。
08月20日(金)、亀山湖でアオコ現象の状況確認を行い、原因解析のため湖水を採取し、持帰り検鏡・観察したところ、今回の水の華(アオコ現象)は、藍藻のアナベナ マクロスポーラ、ミクロキスティス ノバセキ、ミクロキスティス ベーゼンベルギー、ミクロキスティス イクチオブラーベ、の合計4種からなる複合現象で、優占種はアナベナ マクロスポーラであることが明らかになった。

「千葉県亀山湖のアオコ現象」
http://wakasagi.jpn.org/

異属の多種混合出現という、より一層富栄養化への傾斜を強めた亀山湖の、今後の動向は気がかりである。
ワカサギ研究家よしさん目
posted by よしさん at 18:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 亀山湖

2010年08月19日

「溜め池RANGER」第3回ため池の清掃ボランティア

「溜め池RANGER」第3回ため池の清掃ボランティア

日本釣振興会「全国水辺感謝の日」に連動し、「溜め池RANGER」主催、第3回ため池の清掃ボランティアが予定された。

日時:2010年11月14日(日)10:00〜12:00
場所:浦壁大池
(兵庫県南あわじ市・国道28号線青木交差点から三原高校方面へ2km)
集合:現地(浦壁大池堰堤前)09:30
持参:ため池レンジャーのマーク(首からぶら下げるタイプ)
事前連絡:参加可能な方は、事務局まで(軍手・ゴミ袋等は事務局手配)
事務局ブログ:淡路魚釣り文庫 http://blogs.yahoo.co.jp/kijiuchi45ff

ため池の清掃ボランティアが、地権者との信頼関係を構築し、より良い釣り場づくりに寄与すると、嬉しいな。
「溜め池RANGER」メンバーよしさんイベント
posted by よしさん at 09:51| Comment(0) | TrackBack(1) | 雄蛇ケ池ほか

2010年08月15日

千葉県雄蛇ケ池のマルミジンコ

千葉県雄蛇ケ池のマルミジンコ

千葉県雄蛇ケ池で採取し保存中のサンプルを用い、このほど追加観察を実施したところ、(既報以外の)枝角類1種2個体を新規に確認した。
♀メス2個体を仔細に観察し、『中国動物誌 節足動物門甲殻綱淡水枝角類』・『日本淡水動物プランクトン検索図説』と比較照合し、日本で普通に見られる、マルミジンコ科 CHYDORIDAE マルミジンコ亜科 CHYDORINAE マルミジンコ属 Chydorus マルミジンコ Chydorus Sphaericus と、種の同定をした。

「千葉県雄蛇ケ池のマルミジンコ」
http://wakasagi.jpn.org/

マルミジンコのハイランドにおける動向を、『西蔵水生無脊椎動物』に見ると、中国のマルミジンコ科20属62種のうち、西蔵に14属29種が知られ、その分布高度も、Pleuroxus は海抜2500〜4500m間に普通で、5050mと5400mの水坑にも出現し、 Chydorus は海抜5000m前後の水体中に、また Acroperus harpae Baird は海抜2200m・3200m・3650m・4200mに見られるとされ、高度順応に驚愕した。
前・牛久沼漁業協同組合顧問よしさん目
posted by よしさん at 19:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 雄蛇ケ池ほか

2010年08月12日

『日本淡水動物プランクトン検索図説』

『日本淡水動物プランクトン検索図説』

ヒメネコゼミジンコ Ceriodaphnia pulchella を調べていたら、校正ミスを発見した。
『日本淡水動物プランクトン検索図説』の、ヒメネコゼミジンコ説明部(144pp) の学名 Ceriodaphmia pulchella は誤りと思われ、 Ceriodaphnia pulchella とすべき箇所の校正ミスであろう。
念のため書架から同書旧版(1991年06月25日初版第1刷)を久しぶりに取出し調べたところ、同様のミスを確認した(146pp)。

『日本淡水動物プランクトン検索図説』
水野寿彦・高橋永治(2000)
551pp,東海大学出版会(東京), \18900

所蔵の諸兄は、急ぎ、チェック・修正方。
前・牛久沼漁業協同組合顧問よしさん本
posted by よしさん at 15:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 図書文献

2010年08月11日

千葉県雄蛇ケ池のヒメネコゼミジンコ

千葉県雄蛇ケ池のヒメネコゼミジンコ

前回確認分と合わせ♀メス3個体を仔細に観察し、比較照合し、ヒメネコゼミジンコと、種の同定をした。
本種ヒメネコゼミジンコは、小型で♀メスの体長は500μm前後、鞘面の下半分に網状紋があり、楕円形の耐久卵1個を蓄え、3月頃出現し10月頃に消滅、北海道大沼・山梨県河口湖・愛知県宇連湖・長野県牧尾ダムに分布するとされるが、よしさんは、千葉県亀山湖で、2009年12月22日に採取した事例を報告している。
従って、千葉県下の分布は、亀山湖(人造湖)・雄蛇ケ池(灌漑用溜池)が確認され、12月22日でも消滅しないことが明らかになった。

「千葉県雄蛇ケ池のヒメネコゼミジンコ」
http://wakasagi.jpn.org/

種の同定をすると、時には新しい知見も明らかになるようだ。
前・牛久沼漁業協同組合顧問よしさん目
posted by よしさん at 23:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 雄蛇ケ池ほか

2010年08月10日

牛久沼(レンタルボートたまや桟橋)の動物プランクトン

牛久沼(レンタルボートたまや桟橋)の動物プランクトン

気温35.0℃以上の猛暑日が続き、ハスの花も見ごろになった茨城県牛久沼で、夏の魚類餌料プランクトン相を明らかにすることを目的に、2010年08月03日(火)、プランクトン調査を実施した。
その結果、優占種はオオアタマミジンコで、次いで多く見られたのは、ヤマトヒゲナガケンミジンコと、いずれも大型種であった。
一方、ゾウミジンコ、ハリナガミジンコは出現を確認できなかった。
08月は、ミジンコ類3種・ワムシ類8種・原生動物1種、合計12種の出現を観察した。

「牛久沼(レンタルボートたまや桟橋)の動物プランクトン」
http://wakasagi.jpn.org/

漁場ごとに相違する天然餌料エスカレータの把握は、資源マイルストーン管理の基本のひとつである。
前・牛久沼漁業協同組合顧問よしさん目
posted by よしさん at 09:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 牛久沼

2010年08月09日

牛久沼のヤマトヒゲナガケンミジンコ

牛久沼のヤマトヒゲナガケンミジンコ

プランクトンを、魚類の天然餌料ととらえるだけなら、「ヒゲナガケンミジンコ科の一種」と判定できれば充分であろうが、・・。
2010年08月03日に、茨城県牛久沼で採取したヒゲナガケンミジンコ科の一種を良く観察し、オス♂の第5胸脚の特徴ある形状を比較照合し、ヤマトヒゲナガケンミジンコと、種の同定をした。

「牛久沼のヤマトヒゲナガケンミジンコ」
http://wakasagi.jpn.org/

科でも属でも、場合により「不詳」表示でも、目的に合えば良く、無理に種レベルの同定をしなくとも良い派。
よしさん目
posted by よしさん at 18:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 牛久沼