2015年08月16日

千葉県雄蛇ケ池の魚類餌料プランクトン(2015年夏季)

千葉県雄蛇ケ池の魚類餌料プランクトン(2015年夏季)

雄蛇ケ池(千葉県東金市)は、1614(慶長19)年に完成した、大規模な灌漑用溜池である。
筆者は、2015年07月12日(日)、毎年恒例の雄蛇ケ池クリーンアップ大作戦(ゴミ拾い)に参加した機会をとらえ、夏季の状況を把握するため、ボートハウスツカモト桟橋で(ボートを使用せず)プランクトンを採取し、現地でただちにホルマリン固定の上、持ち帰り検鏡観察した。
今回のプランクトン調査結果では、ミジンコ類4種・ワムシ類4種・原生動物4種が観察されたが、優占種と呼ぶほどの種は見られなかった(2015年夏季プランクトン型の特徴01)。

千葉県雄蛇ケ池の魚類餌料プランクトン(2015年夏季)
Fish bait charges plankton survey in the onjyaga-ike pond of the Summer(2015).
http://wakasagi.jpn.org/

近年同時期比で、2015年夏季は、雄蛇ケ池における動物プランクトンの常連種であるケンミジンコ・ゾウミジンコが見られず、また、オオアタマミジンコも観察されなかった(2015年夏季プランクトン型の特徴02)。
それら小中型ミジンコ類が見られなかった理由は不明である。
前・牛久沼漁業協同組合顧問よしさん目
posted by よしさん at 13:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 雄蛇ケ池ほか

2015年08月15日

千葉県雄蛇ケ池のアオコ現象(2015年夏季)

千葉県雄蛇ケ池のアオコ現象(2015年夏季)

筆者は、2015年07月12日(日)、雄蛇ケ池クリーンアップ大作戦へ参加し、堰堤及び雄蛇ケ池北岸遊歩道のゴミを 一人で拾いつつ、アオコ現象の状況確認を行い、原因藍藻類解析のため堰堤北端で池水を採取し、持帰り検鏡観察した。
採取した池水を顕微鏡下で観察したところ、今回の水の華(アオコ現象)は、藍藻のミクロキスティス 合計4種からなる複合現象で、明確な優占種は見られなかった。

「千葉県雄蛇ケ池のアオコ現象(2015年夏季)」
http://wakasagi.jpn.org/

2015年夏季の特徴は、上記観察結果の通り、多種複合型とは言うものの、出現種全てがミクロキスティス属であり、アナベナ属が観察されなかった点にある。
この観察結果は、筆者が2012年に提唱した仮説「藍藻類の変遷の周期性」が補強されつつある状況に合致する。
しかし、タイプが隔年交互に発生し、優占種が隔年ごとに交代する原因は不明で、今後も雄蛇ケ池における藍藻類の長期継続調査が求められる。
前・牛久沼漁業協同組合顧問よしさん目
posted by よしさん at 11:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 雄蛇ケ池ほか

2015年08月14日

ソウギョはクヌギも食べている(その2)【動画追記版】

ソウギョはクヌギも食べている(その2)【動画追記版】

雄蛇ケ池(千葉県東金市)は、1614(慶長19)年に完成した、大規模な灌漑用溜池である。
雄蛇ケ池で繁茂した水生植物の除去を目的とし、2006年早春に、草食魚ソウギョが放流された。
2011年発表の前報では、はじめに水生植物の激減経緯をまとめて示し、次に本題のソウギョがクヌギを食べている観察事例を紹介し、さらに古典籍を引いて、クヌギとソウギョと人間とのかかわりを探った上で、考察を加えた。
また、近未来に起り得る仮説として、「ソウギョが立ち泳ぎ姿勢で水面から伸び上がり、頭部を出し、水上にオーバーハングする植物を食む姿さえ、やがて観察・撮影されるであろう。」と結んだ。
2012年発表の続報は、その仮説が現実となり、観察され撮影されたことを紹介し、次に現地調査に基づき該当樹木の種を同定し、さらに隣接した水辺の植生分布(配列)を示した上で、ソウギョの食性嗜好について、いくつかの考察を加えた。

ソウギョはクヌギも食べている(その2)【動画追記版】
http://wakasagi.jpn.org/js-news06-20150509o.htm

本報は、ソウギョがクヌギの葉を食べている場面の動画を、撮影者の転載許可を頂いて紹介する、【動画追加版】である。
常識を超えるソウギョの摂餌行動が理解できよう。
前・牛久沼漁業協同組合顧問よしさん目
posted by よしさん at 11:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 雄蛇ケ池ほか

2015年08月13日

ソウギョはクヌギも食べている【動画追加版】

ソウギョはクヌギも食べている【動画追加版】

雄蛇ケ池(千葉県東金市)は、1614(慶長19)年に完成した、大規模な灌漑用溜池である。
雄蛇ケ池で、繁茂した水生植物の除去を目的とし、2006年早春に、草食魚ソウギョが放流された。
それ以降の、水生植物の激減経緯をまとめて示し、次に本題のソウギョがクヌギを食べている観察事例を紹介し、さらに古典籍を引いて、クヌギとソウギョと人間とのかかわりを探った上で、最後に考察を加えた稿は、2011年05月に発表した。

ソウギョはクヌギも食べている【動画追加版】
http://wakasagi.jpn.org/js-news06-20150504o.htm

本報は、ソウギョがクヌギを食べている場面の動画を、撮影者の転載許可を頂いて紹介する、【動画追加版】である。
ソウギョの摂餌行動の一端が理解できよう。
前・牛久沼漁業協同組合顧問よしさん目
posted by よしさん at 18:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 雄蛇ケ池ほか

2015年08月10日

『日本内地産代表的魚類目録』

『日本内地産代表的魚類目録』

ワカサギが記載された明治時代の日本の書物に、藤田經信『日本水産動物学(下巻)』1906年,裳華房, がある。
また、大正時代に入って、高橋清三(高橋鬼川)『釣魚獨案内 附釣師の日記』19190715,東文堂, がある。

田中茂穂『日本内地産代表的魚類目録』1912年05月, は、B6判・2+26ppの小冊子ながら、前二書の間を埋めるワカサギ文献として、貴重なことはもとより、明治時代最後の魚類リストであろう。

ワカサギ図書室
http://wakasagi.jpn.org/

米国では1919年に、James A Henshall,M.D. 『BASS, PIKE, PERCH AND OTHER GAME FISHES OF AMERICA』,Stewart & Kidd company.(cincinnati)のNEW EDITIONが発行され、Chapter XVに Osmerus mordax. The Smelt.の形態・イラスト・釣りが記載されている。
温故知新、よしさん本目
posted by よしさん at 17:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 図書文献

2015年08月06日

社会教育委員は何をしているのか

社会教育委員は何をしているのか

2015年07月31日(金)、平成27年度第2回四街道市社会教育委員会議が開催された。
議題は「四街道市芸術文化振興助成金交付に係る審査基準の改正について」である。
市民の芸術文化活動は、様様な分野で広範に実施され、或いは現在休眠する分野においても、将来隆盛になる可能性があると認識し、それらの全分野に共通の基準づくりが今回のテーマであった。

【01】
事務方の原案を見て、当方が違和感を覚えたのは、「ゲネプロ」という単語で、汎用の基準書のなかに、ある一分野の専門用語を記載することは、いかがなものか、という視点はまた同時に、舞台に縁のない、畑違いの市民にとって、理解困難な用語のある基準書とは、文書実務的に、また、法令・規則集的にも、おかしいものではないか、とする自戒であった。
「読めば理解できるのが、ルールブックの在り様」というのが、当方の持論で、特定分野における専門用語を汎用ルールブックに記載することは、賛同しかねた。

そこで、用語説明を事務方に問うたところ、一言で説明できるシロモノではなく、多言を要する「特殊専門用語」であることが判明し、且つ、事務方ではない某委員からも用語説明を頂戴したことは、想定外の展開であった。
ところが、他の委員からは、平易な用語への置換や「特殊専門用語」の削除に賛同する声が無く、「ゲネプロ」という単語が残ったことは、残念である。

【02】
従来は、実施後に報告書1部提出であった。
2015年02月24日(火)開催の、平成26年度第4回四街道市社会教育委員会議では、「CDを32名に、DVDを20名の参加者に、記念として配付する費用が承認された」。
この事例を踏まえ、助成対象経費の内、記録費に含まれる報告は、従来の報告書1部提出と併せ、記録メディア形式によっては(図書館・公民館等の視聴覚室で)市民の縦覧利用を計れるよう複数提出とすることを提言し、賛同を得、「要望」として付記されたことは、前進であろう。
四街道市社会教育委員よしさん目
posted by よしさん at 17:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記