2016年08月25日

旃檀林越後寮司大中京璨

旃檀林越後寮司大中京璨

Wikipediaに「旃檀林(せんだんりん)は、1592年に駿河台の吉祥寺内に設けられた学寮を指す」とある。
もう少し引くと「駒澤大学の前身のひとつで、仏教の研究と漢学の振興とそれらの人材供給を目的とした学寮。江戸時代には、「昌平坂学問所」(しょうへいざかがくもんじょ)と並ぶ漢学研究の中心であった。」と解かる。

曹洞宗諏訪山吉祥寺の旃檀林は、学僧の出身地別全寮制を採り、加賀寮・越後寮・薩摩寮・肥後寮等があった。
なかでも「越後寮の寮司が京璨と言う和尚で是が非常の豪傑であった」と古い書物に書き残されている。

『油断大敵集』考察
http://lake-champ.com/odl0129.pdf

今は昔、最高学府に群雄割拠する時代が、150年前まであった。
そこに大中京璨という豪傑がいた。
詳細は小論をご覧頂きたい。
四街道市社会教育委員よしさん本目
posted by よしさん at 23:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 図書文献

2016年08月24日

台風9号による雄蛇ケ池遊歩道被害

台風9号による雄蛇ケ池遊歩道被害

【2016年08月24日午前現在】
東金市商工観光課が、23日現地調査を実施し、台風9号による雄蛇ケ池遊歩道被害の現状把握済。遊歩道北側(集会所〜養安寺堰堤)は当分の間、立ち入り禁止とする(注意看板設置)そうです。
※釣り人各位のブログ&ホームページで情報拡散希望します。

「ザ・レイクチャンプ」主宰よしさんexclamationexclamation目
posted by よしさん at 09:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 雄蛇ケ池ほか

2016年08月21日

昌平黌

昌平黌

昌平黌は幕府の学問所で、後の東京大学の源流であることは広く知られている。
全寮制の昌平黌に、いつ・どの藩の・誰が・何歳で入寮し退寮したのかは、「書生寮姓名簿」(東京都立中央図書館所蔵)に毛筆で記載されている。
その「書生寮姓名簿」が影印復刻版として収録された、香典返しの饅頭本(和装)が、『昌平黌勤皇譜』である。

『昌平黌勤皇譜』森銑三
1985(昭和60)年04月24日 180pp 森篤子 非売品

『昌平黌勤皇譜』の「書生寮姓名簿」は、弘化丙午以来(1846・弘化3)年以降の昌平黌在学記録を調査・確認する場合の第一級資料である。
市販本ではなく非売品の饅頭本とはいえ、東京から遠方の地方在住研究者の閲覧利便性と首都圏直下型地震等による原本紛失のリスク分散面からも、影印復刻による配付は喜ばしい。

1846(弘化3)年以前の記録も集成、公刊されることを期待したい。
四街道市社会教育委員よしさん本目
posted by よしさん at 17:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 図書文献

2016年08月05日

千葉県雄蛇ケ池におけるアファニゾメノン属

千葉県雄蛇ケ池におけるアファニゾメノン属

雄蛇ケ池(千葉県東金市)は、1614(慶長19)年に完成した、大規模な灌漑用溜池である。
筆者は、2016年07月09日(土)、雄蛇ケ池クリーンアップ大作戦へ参加し、堰堤及び雄蛇ケ池北岸遊歩道のゴミを拾いつつ、アオコ現象の状況確認を行い、原因藍藻類解析のためボートハウスツカモト桟橋で池水を採取し、持帰り検鏡観察した。
すると、藍藻アナベナの仲間・アファニゾメノン属の群体が優占種となっている状況が明らかになった。

本報では、江口 弘(1954):「水中施肥の効果について」、加藤 晃司ら(2004):「リモートセンシングによる釧路3湖沼の富栄養化状態の把握」、三上英敏(2004):「網走湖のアオコと青潮」、よしさん(2012):「網走湖の植物プランクトン」、NUTRATEC S.R.L(2009):特許公報「アファニゾメノン・フロスアクアエ(AphanizomenonFlosAquae)の抽出物、ならびに同抽出物を含む栄養、美容および薬剤組成物」、を併せ参照し、アファニゾメノン属の多様な捉え方を紹介する。

千葉県雄蛇ケ池におけるアファニゾメノン属
Aphanizomenon of the Onjyaga-ike pond, Chiba.(2016,Summer)
http://wakasagi.jpn.org/

照顧脚下、知る楽しみは身近にあり。
「ザ・レイクチャンプ」主宰よしさん目
posted by よしさん at 09:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 雄蛇ケ池ほか

2016年08月04日

千葉県雄蛇ケ池のアオコ現象(2016年夏季)

千葉県雄蛇ケ池のアオコ現象(2016年夏季)

筆者は、2016年07月09日(土)、雄蛇ケ池クリーンアップ大作戦へ参加し、堰堤及び雄蛇ケ池北岸遊歩道のゴミを拾いつつ、アオコ現象の状況確認を行い、原因藍藻類解析のためボートハウスツカモト桟橋で池水を採取し、持帰り検鏡観察した。
採取した池水を顕微鏡下で観察したところ、今回の水の華(アオコ現象)は、ネンジュモ目のアファニゾメノン属 Aphanizomenon sp.の圧倒的な優占によるものと判明した。
他に、藍藻のミクロキスティスベーゼンベルギー、アナベナマクロスポーラ、アナベナスピロイデスクラッサ、ユレモ属の一種を観察したが、これらの個体数は少数で、都合5種からなる複合現象であった。

「千葉県雄蛇ケ池のアオコ現象(2016年夏季)」
http://wakasagi.jpn.org/

2016年夏季の特徴は、5種複合型であって、且つ「ある種のみが異常繁殖する夏」に該当する。
この観察結果は、筆者が2012年に提唱した仮説「藍藻類の変遷の周期性」が補強されつつある状況に合致する。
しかし、タイプが隔年交互に発生し、優占種が隔年ごとに交代する原因は不明で、今後も雄蛇ケ池における藍藻類の長期継続調査が求められる。
「ザ・レイクチャンプ」主宰よしさん目
posted by よしさん at 11:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 雄蛇ケ池ほか

2016年08月03日

千葉県雄蛇ケ池の魚類餌料プランクトン(2016年夏季)

千葉県雄蛇ケ池の魚類餌料プランクトン(2016年夏季)

雄蛇ケ池(千葉県東金市)は、1614(慶長19)年に完成した、大規模な灌漑用溜池である。
筆者は、2016年07月09日(土)、毎年恒例の雄蛇ケ池クリーンアップ大作戦(ゴミ拾い)に参加した機会をとらえ、夏季の状況を把握するため、ボートハウスツカモト桟橋で(ボートを使用せず)プランクトンを採取し、現地でただちにホルマリン固定の上、持ち帰り検鏡観察した。
今回のプランクトン調査結果では、ミジンコ類4種・ワムシ類2種・原生動物2種が観察されたが、優占種と呼ぶほどの種は見られなかった。

千葉県雄蛇ケ池の魚類餌料プランクトン(2016年夏季)
Fish bait charges plankton survey in the onjyaga-ike pond of the Summer(2016).
http://wakasagi.jpn.org/

池水の透明度は近年稀なほど高く、種毎の個体数は例年より少ないようで、動物プランクトンは概ね低位安定状態と見られた。
「ザ・レイクチャンプ」主宰よしさん目
posted by よしさん at 23:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 雄蛇ケ池ほか