2015年08月14日

ソウギョはクヌギも食べている(その2)【動画追記版】

ソウギョはクヌギも食べている(その2)【動画追記版】

雄蛇ケ池(千葉県東金市)は、1614(慶長19)年に完成した、大規模な灌漑用溜池である。
雄蛇ケ池で繁茂した水生植物の除去を目的とし、2006年早春に、草食魚ソウギョが放流された。
2011年発表の前報では、はじめに水生植物の激減経緯をまとめて示し、次に本題のソウギョがクヌギを食べている観察事例を紹介し、さらに古典籍を引いて、クヌギとソウギョと人間とのかかわりを探った上で、考察を加えた。
また、近未来に起り得る仮説として、「ソウギョが立ち泳ぎ姿勢で水面から伸び上がり、頭部を出し、水上にオーバーハングする植物を食む姿さえ、やがて観察・撮影されるであろう。」と結んだ。
2012年発表の続報は、その仮説が現実となり、観察され撮影されたことを紹介し、次に現地調査に基づき該当樹木の種を同定し、さらに隣接した水辺の植生分布(配列)を示した上で、ソウギョの食性嗜好について、いくつかの考察を加えた。

ソウギョはクヌギも食べている(その2)【動画追記版】
http://wakasagi.jpn.org/js-news06-20150509o.htm

本報は、ソウギョがクヌギの葉を食べている場面の動画を、撮影者の転載許可を頂いて紹介する、【動画追加版】である。
常識を超えるソウギョの摂餌行動が理解できよう。
前・牛久沼漁業協同組合顧問よしさん目
posted by よしさん at 11:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 雄蛇ケ池ほか
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