千葉県雄蛇ケ池のアオコ現象(2015年夏季)
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筆者は、2015年07月12日(日)、雄蛇ケ池クリーンアップ大作戦へ参加し、堰堤及び雄蛇ケ池北岸遊歩道のゴミを 一人で拾いつつ、アオコ現象の状況確認を行い、原因藍藻類解析のため堰堤北端で池水を採取し、持帰り検鏡観察した。
採取した池水を顕微鏡下で観察したところ、今回の水の華(アオコ現象)は、藍藻のミクロキスティス 合計4種からなる複合現象で、明確な優占種は見られなかった。
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「千葉県雄蛇ケ池のアオコ現象(2015年夏季)」
http://wakasagi.jpn.org/
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2015年夏季の特徴は、上記観察結果の通り、多種複合型とは言うものの、出現種全てがミクロキスティス属であり、アナベナ属が観察されなかった点にある。
この観察結果は、筆者が2012年に提唱した仮説「藍藻類の変遷の周期性」が補強されつつある状況に合致する。
しかし、タイプが隔年交互に発生し、優占種が隔年ごとに交代する原因は不明で、今後も雄蛇ケ池における藍藻類の長期継続調査が求められる。
前・牛久沼漁業協同組合顧問よしさん
2015年08月15日
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