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『東京都水産試験場50年史』と聞けば、東京にも水産試験場があったのかという思いがするだろう。
さらに、書名からは堅い報告書が想起されるだろう。
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海面と内水面を合わせた本書から、内水面関係を読み取れば、
●昭和15年水元養魚場でワカサギ卵育成試験を実施
●昭和33年奥多摩湖へワカサギ卵2000万粒放流
等々が判る。
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『東京都水産試験場50年史』
1978年・東京都水産試験場技術管理部
119pp・正誤表1枚・非売品
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函入り・青い表紙に金箔文字の丈夫な製本ながら、50年間が全119ページとは、これいかに。
東京都における水産行政の立場は、もっと強力であるべきではあるまいか。
牛久沼漁業協同組合顧問よしさん
