2009年06月21日

『水の華の発生機構とその制御』

『水の華の発生機構とその制御』

ハンディーな小型本『水の華の発生機構とその制御』は、アオコ現象に焦点を置き著者9名が著述した専門書である。

『水の華の発生機構とその制御』
生嶋 功:編 1991年10月15日・第2刷
東海大学出版会 183p・¥1648

出版の新しさは、本書発行1987年初版以降の5〜6年の成果をも含めた『アオコ その出現と毒素』(1994年)に譲るが、内容に教えられる箇所も多い。
藍藻の Spirulina はフラミンゴの主食となり、フラミンゴの美しい桃紅色の羽はスピルリナのカロチノイド色素が沈着したものだ、というマクラ。
重度のマット状アオコ現象により浅い沼底が酸欠になり、ヨシが枯死・ヨシ群落が後退する手賀沼の事例。
さらに、藍藻を分解する微生物(ウイルス・細菌・カビ・アメーバ)の事例etc。

フムフム、ホホゥと楽しい本で、分野における基本図書のひとつであろう。
牛久沼漁業協同組合顧問よしさん本
posted by よしさん at 16:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 図書文献
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