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『玉川鮎御用中日記』『氷曳日記帳』『松江湖漁場由来記』『釣客伝』『金魚養玩草』と、古典5書を扱う。
原本写真製版原文こそ未掲載だが、翻刻・現代語訳・注記・解題が掲載される。
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『日本農書全集59 漁業2』
校注・執筆:宮田 満 浅川清栄 伊藤康宏 太田尚宏
1997年 465+xVp 農山漁村文化協会
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安達喜之『金魚養玩草』(国立国会図書館蔵書を底本とした)について、「明王世貞金魚の賦」は目録にあるが本文にはないと、解題の伊藤康宏及び月報25寄稿の石田貞雄が述べている。
してみると、『金魚養玩草』の「明王世貞金魚の賦」は、国会図書館にも所蔵されぬらしい。
1748(寛延戊辰 元)年の刊行当時、(人気があり)出版部数も多かったと思われる(現存部数もそれなりに多いハズ)にもかかわらず、なぜ、巻頭ページのみ欠落し、伝わっていないのか。
新たな疑問が提起され、謎解きの楽しみを強制的に安達喜之から与えられてしまったようだ。
ワカサギ研究家よしさん
