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『神農本草經』は、後漢から三国の頃(100〜222年)に成立した中国の本草書で、神農氏の作とされるが実質作者不詳である。
下って、南朝梁の頃(500年)、陶弘景が『神農本草經』を底本に『神農本草経注』・『本草経集注』を撰し、古代の薬の処方基準を伝承し、後の『本草綱目』へと繋がることは、良く知られている。
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『神農本草經』編著:■彩霞 主編:呂暁浜 内蒙古人民出版社(呼和浩特)
中華養生薬膳宝典シリーズ 図入り・2色刷り 2009年11月 596.00元
記述言語:中文
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本書は、原本365品中223品を扱い、原文と訳文を記載するが底本は不詳である。
しかし、図が添えられ理解しやすい構成に工夫されている。
よしさん蔵書に、最近の『神農本草經』解説書が増え嬉しい。
よしさん
