☆
「市販の400字詰め原稿用紙3枚以内に、黒インクで書け」との指示であった。
☆
課題は「▲▲について」と決められており、先ずはパソコンのテキストで書き、何度か推敲の後、文字数とレイアウトを把握するため、ワード形式(の原稿用紙縦書きスタイル)に流し込んだ。
すると、まだ書き足りぬと思っていた原稿は、既に6枚を越えており、一転して削り作業になった。
こんなに削って、真意が伝わるかしらと危ぶむほどの内容に縮小し妥協したが、3枚で論文を書くのは(短過ぎて)とても難儀なことだ。
☆
最終段階は、完成稿を見ながら、市販の原稿用紙に縦書きで右から左へ万年筆を走らせる。
が、インクの乾きが遅く(右利きなので)次の行は、暫し待たされる。
☆
最近は書く作業も、パソコンを使って考えながら練り上げて行く部分と、提出用に(要求されれば)手書き清書する部分に、2分化され、おかしなものだ。
よしさん